悪魔が教える 願いが叶う毒と薬 薬理凶室 (著)
本のタイトルからして怪しさが漂う一冊です。
薬理凶室とは、複数のライターさんの共同ペンネームのようです。
かなり恐ろしい名前だ。。
名前とは裏腹に、かぜ薬から、麻薬、マッドサイエンティストっぽい薬まで、
さまざまな薬について、おもしろおかしく書かれています。
へぇ~、へぇ~、と雑学好きにはおもしろいと感じる本です。
唯一難点は、用語がむずかしい。
フェネチルアミン、エフェドリン、フェネルジン、メタンフェタミン、
ブロモクリプチン、メチルテストステロン、、、、
ああ、頭が、、、われる、、、
こんな内容 ネタばれかしら?
・脳には、隠し機能があり、そのスイッチを入れる麻薬類似物質が脳内にある。
・いい夢や悪夢をみることができる薬がある。
・睡眠薬は正しい処方で飲んでいる限り安全。
・頭のよくなる薬は、効果はない。ただ、情報処理速度を上げる薬はある。
・軽度のうつ病には、転地療法がよくきく。
転地療法とは、住み慣れた土地を離れて、わざと別な環境に変えて療養をすることで、
脳がうつどころではないと判断して、うつ病が改善するということです。なるほど。
・頭痛の薬の成分はどれも同じ!
・いろいろな味覚の中で、最も研究が進んでいるのが甘みであり、ビジネスチャンスが大きい
・人工甘味料は糖尿病の引き金になるという説は、疑わしい。
・加齢臭には、柿渋石けんが非常に効果あり。
・ヒ素が白血病に効果がある。
・体臭を失くすには、第一に健康であること。
・貧血はアンモニア臭くなる。
・水虫は24時間以内に石けんできれいに洗えば感染しない。
・下痢チョコの作り方など。ほかにも怪しすぎる薬の作り方など(作るな危険です)
・覚醒剤は、脳の達成感の上限を更新してしまうので、その後、味気ない人生になってしまう
などなど。これらは、ほんの一部で、
ほかにもいっぱいためになったり、友達との会話で使えたりしそうな雑学など、
楽しい薬に関する知識が盛りだくさんです。
どんな薬でも、副作用の危険性をともなっているので、
むやみに薬に頼らないように!
いろんな本と出会って、人生を明るくしましょう!
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