明日死ぬかもしれないから今お伝えします サトウヒロシ (著)
今回ご紹介させていただく本は、サトウヒロシさんが書かれた絵本です。
この表紙絵の、後ろにいる黒い服を着ている人が、死神です。
「あなたの命、頂戴します。」
と突然、手前の男性の前に現れたのです。
死神から、1通だけ手紙を書いても良いといわれて、
男性が奥さんにあてた手紙を書くというストーリーです。
この表紙絵は、その手紙を書いている男性の後ろで、
じっと死神が観察しているという絵ですね。
最期の手紙を夫から奥さんへ書き始めるのですが、
奥さんへの感謝の気持ちが、次々と出てくるのです。
人は、もう死んでしまうと分かって初めて素直になれるのかもしれません。
感動してほろほろ涙が出てしまいます。
この男性はこの後、どうなるのでしょうか。
奥さんに手紙を渡すことができるのでしょうか。
続きは、ぜひ本を読んでみてください。
「大切な人に、ちゃんと気持ちを伝えなければいけない」
とそう思わせてくれます。
絵本だからといって、侮ってはいけません。感動してしまいました(/_;)
とても短い絵本なのですが、とても分かりやすく、
こころ温まるストーリーです。
最近、奥さんにやさしくできていないお父さんに、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
この本は、いまならkindle unlimitedの読み放題で読むことができます。