星の王子さま
サン・テグジュペリ(著)
星の王子さまは、世界中200以上の国々で翻訳されている名著です。
ぼくは、子供のころ絵本で読んだことがありましたが、
正直むずかしくて、意味が分からなかったことを覚えています。
星の王子さまは、子供向けの本ではなく、
確実に、大人向けの本だと感じました。
大切な教訓が秘められています。
星の王子さまは、たくさんの星をめぐってきた後、
地球に辿り着きました。
そして、地球で大切なことを学びました。
人間社会とはなんなのか?
友情とはなんなのか?
愛とはなんなのか?
僕たちを悩ます、普遍的なテーマについて、
星の王子さまの純粋な視点から体験することによって、
本質に気づくことができます。
「大人は分かっていない。」
「大人は真実をみることができない。」
「大人は大切なことが何も分からない。」
大人としては、ドキッとさせられます。
星の王子さまは、子供の純粋な心を持っています。
物事の本質は、大人には見えづらくなっているのかもしれません。
星の王子さまは、子供向けの本だと斜に構えずに、
大人のかたにこそ読んでいただきたいと思います。
もしかすると、人生観を変えてしまう一冊になるかもしれませんよ。