大家さんも楽じゃないですね(^-^; でもおもしろい(^-^)

大家さん引退します。 東條さち子 (著)

またまた、東條さち子さん著の漫画です。

以前ご紹介させていただいた「霊能者と事故物件視てきました」という漫画の作者です。

東條さち子さんは、大家(おおや)業という、

不動産の管理を夫婦で力を合わせて頑張られています。

かなり大変な思いをされていますが、その苦労をコミカルに描いていらっしゃいます(^-^)

最近、私の周りでは、不動産は儲かるから、いまのうちに借金して不動産を買えば、

それが雪だるま式に大きくなっていく。だから安心という声をよく聞きます。

しかし、そんなに簡単なものなのでしょうか?

私は、不動産業界に携わって、20年近くがたちました。

無計画に不動産を買って、失敗した人や、運よく土地が高値で売れて利益を得る人を

たくさん見てきました。

私は、不動産投資、また、大家業をすることは、

経験上、誰でもうまくいくような簡単なことではないと思っています。

この本でも、本当に心配になるほどの苦労がかかれていますが、

もし自分だったらと仮定して、リアルに想像しながら読んでみてください。

いい面ばかりをみるのではなく、ゃんとリスクを分かったうえで、

飛び込んでみるのであれば、とても価値のある業界であると思っています。

損壊リスク、空室リスク、夜逃げリスク、借主の孤独死のリスクなど。

ありとあらゆるリスクを考えておきましょう。

いくら考えていても、想定していないリスクは発生してしまうものです。

東條さんは、そのことをとても分かりやすく伝えてくれています。

水道メーターの取り替えの事件で、ドタバタされている様子が描かれていますが、

周りの人たちの非協力ぶりがとてもリアルで、笑ってしまいました。

水道局の担当者さん、ダメですよ。市民に協力してください。

水道局だけではなく、公務員の方に多いような気がするのは私だけですか?

もっとまじめに働いてください!

まじめに公務をされている同僚の方たちが、あなたのせいでダメに見られてしまうんですよ!

不動産屋さんとの値引き交渉の場面があるのですが、

この場面も、よくある光景で、不動産の価格など、あってないようなものなのです。

買主さんと売主さんの思いが一致すればよいのです。

不動産を売りに出すときは、少し高めの金額設定で売りに出すものです。

そのため、値引き交渉をしたときに実はまだ下げる余裕は結構あるものです。

無理なときは、不動産屋さんも無理と言ってくれるので、

本当に欲しい物件なのであれば、頑張って交渉する価値はあります。

不動産取引をするときは、ぜひ相手の立場になって考えてみてください

見えなかったことが見えるかもしれませんよ。

お互いが納得できれば、それでいいのですから。

大家さんや、大家業に興味のある人だけでなく、

楽しい読み物として、また不動産業界を知る第一歩として、

とてもよい本だと思います。よかったらぜひ、手にとってみてください。

この本は、いまならamazonプライムで無料で読むことができます。