チベット体操とは
チベット体操とは、チベットの修行僧によって完成された儀式のことです。
修行僧が行っていた、瞑想を行う前の神秘的な儀式であり、
体操とはいうものの、ただの体操ではありません。
生命エネルギーと精神エネルギーを向上させることができる、
とても素晴らしい運動なのです。
チベット体操の効果
- 身体が10歳以上若返る
- シミ、しわが薄くなる
- ダイエット
- 筋肉質になる
- 視力が回復する
- 女性の場合、生理痛が改善される
などなど、ほかにもいっぱいあります。
身体的なよいことだけでなく、さらには、
- ストレスが軽減する
- 霊能力が身に付く
- 第6感が鋭くなり、人生が生きやすくなる
など、こんなすごい効果まであるのです。
チベット体操の動き
チベット体操は、五つの体操(儀式)で構成されています。
各儀式を毎日21回ずつ行います。
21回ずつ行うことが本来なのですが、
はじめは3回からはじめてください。
3回で慣れたら、5回、5回が慣れたら7回と、徐々に回数を増やして下さい。
できるからといって、はじめから21回をすると体調不良になったりしてしまうので、
注意が必要です。
第一の儀式
天地のエネルギーを身体に取り入れます。
まっすぐに立って、両腕を地面と平行に伸ばします。
その場で、右回転を21回。
目が回りそうになったら止めてください。
くるくる~と、回ります。
まだまだいけるからといって、
初めから21回まわったりはしないで下さい!
初めは3回から徐々に慣れていきましょう。
第二の儀式
この儀式では、第1チャクラと、第2チャクラを刺激します。
仰向けによこになります。
手を腰の方向に伸ばして、床におきます。
ゆっくり鼻から息をすいながら、
①頭を持ち上げます。(あごを胸につけるイメージ)
②両足を、地面と垂直になるところまで上げます。
ゆっくり口から息をはきながら、
③両足をゆっくりおろします。
④頭を地面につけます。
この呼吸と動作を21回行います。
第三の儀式
この儀式では、第3チャクラと第4チャクラ、第5チャクラを刺激します。
立ちヒザをして、手をお尻のよこにそえます。
鼻からしっかりと息をすいこんだ後、ゆっくり口から息をはきながら、
①頭を前にゆっくり曲げる。息をはききる。
ゆっくり鼻から息をすいながら、
②胸をぐっと広げます。
③上半身を後ろに反らします。
ゆっくり口から息をはきながら、
④元の位置にもどします。
この呼吸と動作を21回行います。
第四の儀式
ダイナミックな動きで、エネルギーを向上させます。
両足をまっすぐ伸ばします。足は30センチほど離して座ります。
両手は、地面につけます。
鼻からしっかりと息をすいこんだ後、ゆっくり口から息をはきながら、
①頭を前にゆっくり曲げる。息をはききる。
ゆっくり鼻から息をすいこみながら、
②頭をうしろに反らせます。足裏を地面につけて、ヒザを曲げ、うでをまっすぐにして、上半身を持ち上げます。
③息を3秒止めます。
ゆっくり口から息をはきながら、
④元の位置にもどします。
この呼吸と動作を21回行います。
第五の儀式
高まったエネルギーを全身にめぐらせます。
うつ伏せになります。両手の手のひらを地面につけます。
両足を肩幅くらいに開きます。
口から息をゆっくりはきながら、
①両腕をまっすぐにのばし、後ろに反らして上半身を起こします。
鼻から息をすいこみながら、
②体を山型にします。
息を口からはきながら、
③元の位置に戻します。
この呼吸と動作を21回行います。
これらが一連の儀式となります。
第一儀式×3
第二儀式×3
第三儀式×3
第四儀式×3
第五儀式×3
が、1セットとなります。
はじめは、×3からはじめて下さい。
徐々に×5、×7、×9、×11、×13、×15、×17、×19、×21
と増やしていきます。
つぎに、チベット体操と切っても切れない、チャクラについてみてみましょう。