産土神様をご存じですか?
産土神様の読み方は「うぶすながみさま」です。
産土神様は、人が生まれた土地を守る神社の神様です。
産土神様は、その人が生まれる前から死んだ後まで、
その人を守ってくれる神様です。
引っ越しをして、その土地を離れることがあっても、
ずっと守ってくれる、本当にありがたい神様なのです。
そして、産土神様は、一生変わることがないのです。
自分自身は存在を知らなくても、
無償で包み込んでくださる神様がいらっしゃったということです。
私は涙がでるほどうれしいです。
現代は、産婦人科で出産される場合が多いので、
自分が生まれた産婦人科医院の近くにある神社が、
通常、その人の産土神様になります。
昔は自宅出産が主で、産土神様を当然に知っていたのでしょうが、
現代は、産婦人科での出産なので、
産土神様の存在を知っている人が少なくなってしまったのでしょう。
ただ、産婦人科医院から、一番近い神社が産土神社であるわけではありません。
同じ場所で生まれた人は全て同じ産土神様ではないのです。
そんな理由もあり、多くの人が、自分の産土神様をご存じないのではないでしょうか。
自分の産土神社の見つけ方
お母さんが妊娠している時、妊娠5か月目にいた住所です。
その住所を神社庁に問い合わせると教えていただけます。
しかし、神社庁に教えてもらった産土神社が、
あなたにとって、本当の産土神社かどうかは分かりません。
確かめるためには、実際に参拝をおすすめします。
産土神社に参拝すると、初めてでも、懐かしく感じられます。
涙があふれることもあります。
産土神社が分からない場合
お母さんが海外にいた場合や、
お母さんがいらっしゃらない場合など、分からないこともあります。
そういった場合は、
「産土神様(うぶすながみさま)ありがとうございます」
と産土神様に感謝をするようにすればよいです。
産土神社が遠く参拝できない場合
お近くの鎮守神社に参拝をすることで、
産土神社につながることができます。
遠いからといってあきらめずに、産土神様とつながってみてください。
産土神様に感謝の気持ちを伝えましょう。
心を豊かに、日々生活できますように。