昨日のことです。
車の中で休憩中、なにげなくヤフーニュースを見ていました。
ふと目に飛び込んできたニュースがありました。
伊達直人さんが大病を患って入院した後、退院をしたのですが、
その後で、児童施設の子供たちや職員の方たちから寄せ書きを受け取ったというものです。
伊達直人さんとは、漫画のタイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗っている男性です。
男性の本当の名前は、公にはしていないのです。
伊達直人さんは、児童養護施設に贈り物を続けて32年になるということでした。
名前も公表しないということは、「俺がやってるんだぜ」という優越感、偽善を持たず、
ひたすらに子供たちのためだけに、自費でクリスマスケーキなどを送っているのです。
その伊達直人さんが大病を患ってしまったのです。
私は伊達直人さんのことは、なんとなくニュースなどで知っていましたが、
入院していたことも知りませんでした。
子供たちからの感謝の気持ちもそうですが、
伊達直人さんの行為に対して、ものすごく感動してしました。
名前も明かさず、善意だけ。この気持ちがすごい。
私は、このかたのようになりたいと本気で思いました。
そして同時に悟ったことなのですが、
伊達直人さんには、「人が喜んでくれればそれでよい」という思いが根底にあるのだと。
それは、「他人が幸せであれば、それで自分も幸せである」ということに
言い換えることができます。
嫉妬や不満、などでマイナスの感情を持ってしまう自分が恥ずかしくなります。
自分の満足のためではなく、子供たちのために。
ものすごくかっこいい。
いつか伊達直人さんみたいな、立派な人間になりたい!
気持ちが熱くなるニュースでした。